CSF-NEXT サービス概要

髄液中の成分をもとにアルツハイマー病の発症リスクを判定します。発症の約20年前から変化する原因物質をもとに早期かつ正確なリスク評価を行います。アルツハイマー病を最も早期に検出可能な検査です。
※CSF-NEXTを受けるためには、検査を安全に実施するため、
事前の頭部画像検査(MRI-NEXT, CT-NEXT)の実施が必要です。
(シーエスエフ・ネクスト)
このような方にオススメ
・より早期に、最も高精度な方法でアルツハイマー病のリスクを見積もりたい
・血縁に認知症を発症した方がいる
注意点
・局所麻酔によるアレルギー反応が生じる可能性があります。
・十分な予防をおこないますが、穿刺部位の感染が生じる可能性があります。
・血液が固まりにくい方や抗凝固薬を使用している方は、脊髄硬膜外血腫や硬膜下血腫のリスクがあります。
・穿刺によって頭痛やめまいなどの症状が出ることがあります。多くは数日で軽快しますが、持続する場合は医療機関にご相談ください。
・高度の肥満、側弯(背骨が曲がっている状態)などの要因で腰椎穿刺が困難な場合があります。その場合は、安全性を優先し、検査を中断する可能性があります。
・非常に稀ですが、頭部画像検査の結果によっては、腰椎穿刺を実施できない場合があります。
※当社又は提携医療機関の事情で髄液検査を実施できない場合、実施済みの画像検査料金(MRI : 50,000円(税抜)、CT:30,000円(税抜))を除く代金をご返金いたします。
<腰椎穿刺の手順について>

1. 横に寝ていただきます。
2. 背中を消毒します。
3. 局所麻酔をします。
4. 髄液を採取します。
5. 30分~1時間ほど仰向けで安静に
していただく場合があります。
6. 検査終了です
Q&A
Q.なぜ髄液検査が最も早くアルツハイマー病リスクを知ることができるのですか? →アルツハイマー病では、発病の約20年前から脳内の異常が始まっていることが知られています。その変化を知る検査として、現在、髄液検査とPET検査がありますが、髄液検査はPET検査よりも早期に変化を検出可能であることがわかっています。
Q.髄液検査は安全ですか? →髄液を検査するというと不安に思われる方もおられるかもしれませんが、髄液検査は安全な検査です。文献(※)においても、基本的な医療技術の一つであり、適切な手順を踏めば比較的安全な検査であることが明記されています。本サービスの前提としてなされる髄液検査では、提携医療機関において経験のある手技の確かな医師により検査をおこないますので一層安全性が確保されています。
Q.MRIとCTどちらがよいですか? →腰椎穿刺の安全性の評価はいずれの検査でも可能です。しかし、同時に脳の萎縮や動脈硬化の程度などの評価も希望する場合、MRIの方が脳の解像度は高く、より詳細な評価が可能です。また、CTの場合は安全性には問題はありませんが、放射線による被爆のリスクもございます。各検査の詳細は、各サービスページよりご確認ください。
